さまざまなお客様、お一人おひとりと接する中で、その時々に心掛けているのが、一手間をかけるです。
送迎車の運転では、ドアの開け閉めの際に、2段階で閉める(ゆっくりと閉め始めて、最後に力を入れて締め切る)。
発進時は、ゆっくりと、スムーズに加速し、減速時には、オーバードライブをオフにし、ブレーキの際は、ポンピングブレーキ。
カーブの軌道は、アウトインアウトで、遠心力を軽減。
おしぼりやお茶、昼食の配膳時は、お声掛けと共に。
付き添い歩行や、階段の昇降、車椅子での移動速度、各種移乗の際には、相手となるお客様のその時々の状況を感じ取り、考え、慮り(おもんぱかり)、行動に反映していくことを繰り返しています。
お客様である相手の立場に立って、寄り添い、行動につなげることは、マニュアルを基礎としながらも、瞬時に感じ考え行動していく「受容創造努力」が問われています。
人だけではなく、相対する事象や事柄を感じるためのコミュニケーション力も磨かれます。
本当のやさしさや強さは、自分が弱くて至らない存在であるということを自覚する中から育っていくようにも実感しています。
だからこそ、一手間をかける。行動に意味を持つ。
デイサービスのお客様からは、無数の学びの機会をいただいています。
岡場 しいのき
