デイサービス笑楽　岡場店という限られた時間と空間の中で、一日一日、多くの利用者様との出会いがあります。

朝の挨拶や帰りぎわの挨拶を交わすだけの利用者様もあれば、送迎車内でお話を交わす方、入浴介助中で１５分から２０分間接する方、昼食やおやつの配膳時に言葉を交わす方、レクリエーションでの機会の共有をする方、目を合わせるだけの方もあります。

その刹那刹那で大切にしているのが、笑顔で接すること。一人の利用者様とゆっくりとお話をすることがかなわない現実の中、誠意をもって少しでも自己肯定を感じていただけるようにするために、自分ができることは、「あなたのことを大事に思っています」という気持ちを、様々な言葉や笑顔、そして態度でお伝えするしかないのかなとも思っています。

しかしながら、私からの一方通行では上滑りの押し付けにしかなりません。

利用者様一人ひとりの気持ちをどう感じ取っているか、どうキャッチできているかが私に問われています。

やわらかな心を自分に問い続ける日々が続いています。

岡場　しいのき