人口の都市部への偏りとともに、生活形態が核家族化を加速させた昨今、血縁の人間関係も希薄になっているように感じます。

一方、隣近所や地域といった範囲での人間関係も、寄り合い世帯や、高齢化社会のなかで、地縁という意識や行動も弱くなっていると思わざるをえません。

そのことは、高齢者に限らずですが、残念ながら人々の孤立化を招いています。

さらに体調や運動能力が衰えてくる高齢者にとっては、暮らしの不安が大きくなってきていると思います。

そうした中で、デイでの利用者様とスタッフとしての私の出会いは、たとえ少ない時間であっても、決まった曜日にコンスタントに重ねていくことが出来るご縁であると考えています。

「あなたと出会えてホットしたわ」「出会えると安心やねん」「今日は、おもしろかったね」と話してくださる利用者様のほほえみを、大切な貴重なご縁として、日々いただいいます。

ありがとうございます。

岡場　しいのき