利用者様からは、ことあるたびに、「ありがとう」「ありがとうございます」「今日もよろしくお願いします」などの言葉をいただいています。
そのことで、私のなかでは、自分の存在を認めていただき、生きる力をいただいていることに感謝しかありません。
一方、私から利用者様へ「ありがとうございます」とお声掛けしていても、その回数は、私が頂いている数に及ばないとも実感しています。
「ありがとう」は、ここにいていいんですよ。生きていていいんですよ。という今日の存在価値を育む力そのものだと思います。
そして、自分自身に対しても「ありがとう」と声掛けをすることが、自己肯定としての確かな力になるのではないでしょうか。
「自分なんか」ではなく、自分自身に感謝していくことが、大切だと思います。
そこで、11月の壁画レクでは、12月のクリスマスプレゼントの箱を折り紙で作っていただきますが、その内側には、自分への感謝の気持ちを利用者様ご自身に書いていただき、クリスマスの日に、各利用者様へお返ししようと考えています。
今年、生きた自分への言葉のプレゼント・・・・
岡場 しいのき