利用者様と私の関係づくりは、ご利用になる昼間の数時間を一日一日、重ねていくしかありません。
しかも、お一人おひとりと、ゆっくりとお話しする時間は、限られています。
1対1の対面で、お話しできる機会は、入浴介助の時か、送迎車両内で、他の利用者様がいらっしゃらない機会に限られています。
そうした時を数年重ねる中で、私の人となりも利用者様に感じていただいたり、私の考え方も理解していただいているのかなぁ、と気づく時があります。
それは、ご一緒するのが数年経たなかで、利用者様からご自身のこれまでの経験やその時の想いの話をしてくださる時です。
「なんで、こんな話を、あなたにしているのかなぁ」と話の後でつぶやきながら。
自分の話を共感してくれる人間関係の時が訪れたのでしょうか。
その時代を振り返られる中で、今につながる自己肯定感の内容だと、私は感じています。
私に生きる力をいただいているようにも思っています。
人生の先輩に感謝の日々が続きます。
岡場 しいのき
