夕立ちの中の送迎車両内。雨がおさまり無事にお送りできればと思いながらハンドルを握っていると、利用者様から「虹が出た」とお教えいただきました。ちょうど信号待ちの車窓から空を見上げると、大きな虹がかかっていました。
「きれいねぇ」と口からこぼれました。
夕立ちからのプレゼント。自然の素敵な姿を、利用者様とともに共有したひと時。
朝の会では、その日の記念日の紹介をしています。
ある日の記念日は。江戸切子の日。あなごの日 等などをお話ししました。
記念日から、利用者様それぞれに想像をめぐらせていただきます。
後日、「暑気払いで、切子のグラスで吟醸を、あなごの肝でいただきました。いやぁ、よかった」と、教えていただきました。
さりげない日々の中に、変わりないと思いがちな日常の中に、出会いと共に思いをめぐらす感性を大切にしていきたいと、改めて思いました。
岡場 しいのき