「今はまだ、元気でいいけれど、これから先、自分がどうなるのか心配です。」
「歩くことが出来なくなったら、家を離れてどこかへ入らなければならないのかなぁ。」
「いろいろと思案するばかりで、この先の身の振り方をどうしたらよいのか、考えていても良い答えが見えてこない。」
そのようなお話をお聞きすることが増えてきました。
身体が弱くなってくるのを実感されておられる中で、出来なくなることが増えてきて、やるせない思いを抱えておられており、ふと、お話しくださいます。
否定や打ち消すことも出来ず、かといって実際にわからない中で同調することも出来ず。
悩まれている気持ちや不安な気持ちをどう受け止めたら良いのかと、答えが見出せません。
やはり、私にはその答えがないのかもわかりません。
気持ちをお話しいただける環境づくりに努めるとともに、一緒に答えの出ない気持ちに寄り添うことでしかないのか
と、日々、ふつふつとしています。
岡場 しいのき