利用者様とお話ししていると、
「ここ半年で、目が見えにくくなったり耳が聞こえにくくなったり、体の動きが緩慢になってきたりを実感しています」
「なんでこうなったのか。考えても変わりようがないことはわかっているのに。
ようは、歳がいってきたということなのに。この先がどうなっていくのか不安です。」
過去と比較しても良くなる見込みがないことはわかっているのに。これからも悪くなることを考えてしまう。
今の自分をどう肯定していくか。今の自分をどう認めていくか。
お一人おひとりの抱えておられる課題です。
一人で考えるのではなく、デイに来ている時間は、そのことを忘れて、他の利用者様の姿や行動を知ることで、また、自ら行動する中で、知らず知らずに自分を受け入れていくことを学ぶのではないでしょうか。
私自身は、関わらせていただく中で、それを学ばせていただいています。
日々これ感謝。自分自身にも。
岡場 しいのき