朝や夕方、延長時の送迎車両を運転しながら、ふとよぎる感じ。
「あの利用者様は、ご利用されなくなったけれど、今はお元気にされているのだろうか」と。
お出会い出来なくなったからこそ、ご利用の時に、お聞かせいただいたお話しお声、そして見せていただいた笑顔が、心に思い起こされます。
弱かった私自身、不安だった時に、ご自身の子ども時代の経験や思い出をお話しされたり、今のご自身の状態についての考えを語られたりされる中で、私自身が励まされたことが私の中に積み重なっていることに、改めて気づかされます。
お一人おひとりとふれあうことで、その利用者様の今に出会うことの尊さに感謝し、私という人間形成につながってきています。
デイサービスでの多くの人との出会い、お一人おひとりとの時間としては短い出会いかもしれませんが、だからこそ、気持を大切にしたふれあいにしていきたいと考えています。
岡場 しいのき