ある利用者様から、たずねられました。
「あなたは、毎日、おもしろいことありますか」
利用者様にとって、日々、おもしろいことがないことは、良くないことと思われているのではと、はっとしました。
送迎車の車窓から景色を見て、季節を感じること。風や空気の質感を感じること。
気づかないままに過ぎていく中で、見出したり感じることが、おもしろみにつながるのではないでしょうか。
人とふれあう中で、さまざまな気づきや思いを抱くこと。そうした出会いの中に面白みに変換すること。
そのきっかけや媒体の役割を担っていくことの大切さを知ることができました。
限られた少ない時間の出会いを積み重ねていく日々の刹那に、思いを感じ乗せていくことを極めていきたいと思います。
岡場 しいのき